歯の親知らずを抜く前に・・・|伊藤おとなこども歯科|交野市星田北の歯医者

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歯科コラム

歯の親知らずを抜く前に・・・|伊藤おとなこども歯科|交野市星田北の歯医者

歯の親知らずを抜く前に・・・

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大人の歯(永久歯)の1番奥歯、皆様に聞き馴染みがある言い方でいうと親知らずという歯があります。

親知らずは下の歯は特に横向きに生えたりしていると腫れたり嫌な匂いがしたり口臭の原因にもなります!

では抜けばいいと思う人が多いと思いますが、

親知らずは抜いたら顔がものすごく腫れたり 痛かったりするのでは?と思う人も多いと思います。

生え方にもよりますが痛みと腫れがほとんど出ない時もあります。後、腫れと痛みは必ず時間が経てば治ります。

それらよりも1番怖いのは

唇に残る麻痺の後遺症で

下顎管麻痺、下歯槽神経麻痺とも呼ばれます。

これが出ると中々治らないのと年単位で後遺症が出ます。そうならない為に気をつけなければいけないのは抜く前の事前に調べるしっかりとしたCT撮影とレントゲン撮影での確認です!

最新のCTによりしっかりと事前検査する事が、1番大事で後遺症もさけれます。

 

しっかり調べずにこの骨の中にある神経を傷つけると麻痺症状が出ます。オトガイ神経の走行と名称

下唇や下顎の皮膚、口腔内粘膜や歯茎に知覚異常を引き起こすものです。

知覚異常とは知覚の低下や鈍麻、過敏などのことで、触ってもわかりずらかったり、逆に少しの刺激でも強く感じたりすることもあります。

また、それに伴って二次的に会話や食事が不便になることがあります。本来動作は運動神経である顔面神経が支配していますが、下歯槽神経麻痺によって感覚が失われることで、センサーがなくなるため動かしづらくなり不快感がもの凄く出ます。

見た目には変化がないので他人には何もわかりませんが、ずっと麻痺が残るのはかなりのストレスがある上に回復も遅いです。

下歯槽神経麻痺の症状

下歯槽神経麻痺の症状

  1. 知覚の鈍麻(触ってもわかりずらく、唇やオトガイ部の感覚が鈍い)
  2. ジンジンするような感じ(痺れたような感じがする)
  3. ずっとビリビリしている
  4. 痛みが出る(過敏なども含む)
  5. 下顎部分の硬さ(こわばり感)
  6. 唇の動作がうまくいかない(特に下唇部分)
  7. 会話しずらい
  8. 舌がしびれる(舌神経麻痺による)
  9. 熱いものや、冷たいものを飲むと過敏になる

一旦こうなるともう遅いです!

そうなる前に適切なCT撮影と検査を行い調べてましょう。

当院ではCT、レントゲン全て完備しておりますので是非お気軽にご相談ください👏