IGOマウスピース矯正について✨
- 2023年5月18日
- 矯正歯科
歯並びが気になるけど針金はつけたくない。。
前歯の出てるところや、矯正を過去にしたけど後戻りしてしまって再度治したいけど、それにそこまで費用は払えない。。
など患者様それぞれで矯正治療することが中々踏み込みづらいというのが現状だと思います。
そこで、より身近により多くの人に矯正してコンプレックスを治したり虫歯予防や歯周病予防につながるために出たのがマウスピース矯正のIGOです!
費用も自費診療にはなりますが普通の矯正の半分以下の値段でできます!
今回はマウスピース矯正のIGOについて書いていきます。
マウスピース矯正治療IGO
マウスピース矯正治療IGOは、人から見えやすい部分、つまり前歯の矯正や1、2本の歯並びを治したい、一部の噛み合わせを変えたい、という要望に特化した取り外し可能なマウスピース矯正です。
マウスピース型矯正装置は、ワイヤー矯正よりも比較的痛みが少なく目立たない矯正です。
前歯の並びがデコボコ(軽度)している、歯と歯の間に隙間がある、以前矯正したが最近歯が少し動いてきた等の患者さんに最適といえます。
部分的な矯正となりますので、長く通院することはありません!
ただ適応する症例が限られてくるの事があるので出来ない患者様もいます。
1.マウスピース矯正インビザラインとマウスピース矯正IGOの費用の違い。
治療の範囲: IGOは前歯と小臼歯のみ。インビザラインは歯列全体。
費用: IGOは安い。
価格帯: IGOは40万円くらいが相場です。
インビザラインは80〜100万円。針金矯正もこれくらいの費用です。
2.IGOの素材
見た目に違いを見つけることは難しく、同じものに見えます。実際、素材も同じものです。
IGOは、治療の範囲も前歯と小臼歯のみと狭く、また、費用が安いので劣化版と思われがちですが、そのようなことはありません!
同じ素材のマウスピースを使用しています。
3.IGOの費用
費用は、通常のマウスピース矯正のインビザラインよりもかなり安い設定になっています。
4.IGOの治療流れ
歯科医院は、マウスピースの制作をアラインテクノロジー社に依頼し、納品してもらいます。
インビザライン& IGOの流れについてアラインテクノロジー社公式HPでも紹介しております。
5.IGOの治療範囲
IGOの治療範囲は、前歯と小臼歯のみです!
大臼歯(奥歯)を動かす必要がある矯正はすることができません。
つまり、簡単に分類すると(*個々の状況によりますので、必ずしも以下に振り分けられるとは限りません。歯科医師に最終判断をさせてもらい対応できない場合もあります)
IGOに向く人の代表例
・正中離開(すきっぱ)
・軽い叢生(デコボコ)
IGOに向かない人代表例
・下顎前突(受け口)
・上顎前突(出っ歯)
・開咬
歯並び状態、不正咬合については歯科医師と相談したのちに適応か判断してもらい治療に進めてください。
6.IGOの治療期間
IGOの治療期間は、インビザラインに比べて短くなります。
IGOが特殊な機能があったりするわけではありません。
インビザラインに比べて、治療範囲が限定的なので必然的に治療期間が短くなります。
インビザラインが1年半~3年であるのに対して、IGOは半年~2年である程度は並びます!
ただ後戻りが必ず起きるのでそれを予防するための保定期間というのが必ず必要にはなってきます。
7.まとめ
インビザラインが日本に登場して10年以上が経ちました。
そこからIGOが登場してくれたので、軽度な不正咬合の人であれば、費用を安く、矯正治療をすることができるようになりました。
今まで、歯並びが気になっていて一歩踏み出せなかった方にはこのIGOは画期的と言えます。
気になる方は是非お気軽にご相談ください😊