歯根嚢胞について🙌|伊藤おとなこども歯科|交野市星田北の歯医者

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歯科コラム

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歯根嚢胞について🙌

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歯根嚢胞について!

 

歯の構造

主な症状

代表的な症状をいくつか紹介します。

このような症状が出たら一度歯医者に相談してください!

 

1.歯茎に白っぽい出来物ができている

歯茎にできた、白っぽいできものの名前を、「フィステル」といいます。いわゆる膿が入った袋の事でニキビや口内炎のような見た目をしているのが特徴です。
歯根嚢胞は袋状になっており、中の膿が増えると徐々に袋が大きくなります。
口腔内の歯茎にできものがあると気になる方もいるはずですが、ご自身では潰すと感染する恐れもあるので、クリニックで適切な処置を受けることが大切です。

2.歯茎が腫れる

免疫力の低下によって、歯茎が突然腫れて痛むことがあります。風邪などの体調不良や、疲労・ストレスが蓄積して免疫が下がると膿の力に負けて腫れたりします。

重度の場合は口を開けにくくなったり、顔の外見が腫れたり変わったりするのでそうなる前に受診してください。

3.噛むと痛みが出る

歯根嚢胞ができた歯で噛むと、歯根膜が炎症を起こして噛んだ時に鈍いような痛みが出やすくなります。
この症状が出たら中の膿が急性症状に変わると激痛に変わってきます。

4.歯が浮く

症状が進行して膿の袋が大きくなり骨を溶かすようになります。その結果歯が浮いたり、グラグラしたりと違和感が生じるようになって歯を失う事になります。

5.副鼻腔炎になる

歯根嚢胞が上の歯にできると、

副鼻腔炎(蓄膿症)引き起こす可能性があります。
上顎は歯の根が副鼻腔に近いため、鼻にも細菌が入り込みます。
鼻詰まり、頭痛や顔面痛といった症状にお悩みで、なかなか治らない方は歯根嚢胞が関係している可能性もあります。

それを歯性上顎洞炎とも言います。

進行するにつれて口臭もひどくなるので、早めの対処が必要です。
耳鼻咽喉科へ行っても副鼻腔炎がなかなか治癒しない方は、一度歯科医院を受診して歯の治療をする事で治せます。

 

歯根嚢胞の診断!

原因となった歯の神経が死んでいるかどうか確認するためにX線撮影や歯髄電気診断検査など行ないます。

根尖部に円形の像が見られ、大きさはエンドウ豆大から鶏卵大まで大きくなるものもあります。

骨の空洞として黒く写るので、比較的容易に画像でわかります。

歯根嚢胞の治療!

根管治療(歯の神経の治療)のみで治癒することもよくあります。

ただこの神経の治療で治ってこないものや大きいすぎるものは嚢胞を摘出します。

原因となった歯が残せない場合は、その歯を抜歯して嚢胞を摘出します。

原因の歯がぐらぐらせず抜かずに残せる場合は、感染した根っこを切除 『歯根端切除』という外科処置を行い嚢胞を摘出します。

X線撮影で歯根嚢胞が見つかった場合は、かかりつけの歯科医院で治療を完結できる場合もありますが大きすぎるものなどは大学病院や口腔外科に紹介になる時もあります。

 

これは歯根嚢胞なのか?

歯茎の出来物みたいなのが気になるなどの症状があるからは是非お気軽にご相談ください🙏