歯ブラシの種類について🪥
- 2023年2月23日
- 歯科の豆知識
どの歯ブラシが自分にとってベストなんだろう?
子供にとってどれが1番合ってる歯ブラシだろうか?
歯ブラシについての疑問が皆さん結構とあると思います。それの答えに近づかれるよう今のブログでは色々な歯ブラシをご紹介したいと思います!
歯ブラシ種類と選び方
毎日使う「歯ブラシ」。あなたは、何気なく選んでると思います。
歯ブラシにもたくさんの種類があり、どれが自分に合っているのかわからないですよね!
歯磨きの効果を高めるために、歯ブラシ選びは重要なポイントです。
今回は、歯ブラシの種類と選び方についてご紹介していきます。
本当に自分に合った歯ブラシを使っていますか?
毎日行う歯磨きですが、自分に合った「正しい磨き方」を知っている人は、ほとんどいません!
歯磨きとは、「お口のお掃除」をする事。しかし、正しい磨き方が出来ていないと、磨き残しが溜まってしまい、キレイに汚れが取りきれず虫歯や歯周病になってしまいます。
「歯ブラシを使って歯を磨けば、キレイになるんじゃないの?」
いいえ、残念ながらこれは違います!
歯やお口の状態は1人1人違うため、まずはブラシの形や毛先の硬さなど「自分に合った歯ブラシ」を選ぶことが大切です!
歯ブラシの種類はこんなにバリエーション豊富!
例えばドラッグストアでは、歯ブラシだけでも多くの種類なものが出されています。
歯ブラシの毛の硬さやヘッドの大きさ・形状など、それぞれ用途によって異なります。では、どんなものがあるのでしょうか?
歯ブラシの種類
歯ブラシの毛の硬さ・・・
「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類
かため
汚れを落とす効果が高く、「しっかりと磨いた!」という磨きあがり。ただし、力を入れてゴシゴシと強く磨くと歯や歯茎が傷ついてしまう恐れがあるので歯周病や知覚過敏の人には不向きです。普通の歯茎の状態の人であれば有効なブラシです。
ふつう
誰でも使いやすい、一般的なタイプです。
正しい磨き方が出来ていれば、ふつうの硬さでも十分汚れを落とせます。ただ、硬めより磨いた感じや爽快感が劣ります。
やわらかめ
歯や歯茎を傷つけにくく、優しく磨くことができます。
ただ、汚れを落とす効果が、硬めやふつうのブラシより弱いため丁寧に時間をかけて磨くようにしましょう。(歯茎に炎症のある方・小さなお子さんや高齢の方にも安心です)
ヘッドの幅・・・「大きめ」・「小さめ」
小さめヘッド
奥歯や隅々までしっかり磨くことができます。
子供にも喉をついたりしないし安全。口が小さい人にも有効。
ただ大きいヘッドよりも汚れが取れる面積が狭いのでしっかりと時間をかけて磨く事。
大きいヘッド
前歯など歯の面積が大きい歯は磨きやすいです。
奥歯の後ろや細かい部分は磨きにくいため汚れが残らないよう気を付けましょう。
口が開かない人や子供にはあまりお勧めしません。
基本の歯ブラシ
一般的には、次のようなものが基本的な歯ブラシとして使われやすく言われているものです。
・歯ブラシの毛の並びが縦に3列または4列
・ヘッドの長さが人差し指の第1関節くらいのもの
・毛の硬さは「ふつう」のもの
・毛先は平らにカットされているもの
補助的な歯ブラシ
ワンタフトブラシ
矯正をしている人・歯並びがデコボコしている方、奥歯の後ろの磨き残しのケアにお勧め
毛束が1つだけの先がとがった形のブラシです。このブラシの特徴は、
磨きにくい一番奥の歯の後ろ側・歯がデコボコしている間の磨き残し部分などの細かい部分を磨くのに有効です!
また、矯正装置の境目や前歯の裏側など、
基本の歯ブラシでは磨きにくい部分のお手入れにも適しています。
歯間ブラシ
歯と歯の間に隙間ができてきた方に、おすすめ
歯と歯の間に残った汚れを取り除くためのブラシです。
歯間ブラシのサイズは細~太まで多数あるため、自分に適したものを選びましょう。
合わないサイズのものを使い続けると、歯茎に負担がかかってしまうので、
歯科医院であなたに合うものを調べましょう!
子供の仕上げ磨きの時も歯と歯の間は1番虫歯になりやすいので有効です。
ただ1番細いサイズでも痛がって無理な子もいるのでそういう子にはフロスも有効です!
多くの方は、基本の歯ブラシ1本で歯を磨いていると思います。しかし、いくら丁寧に磨いても歯と歯の間などの磨きにくい部分は、残ってしまうことがあります。
実は、歯ブラシのみでは歯と歯の間の汚れはかなり難しいです。
一方で、基本の歯ブラシに加え「補助的歯ブラシ」を併用することでほとんどの汚れを除去できるという研究データもあるので、「なんだか磨けてない気がする・・・」という方は、歯ブラシを使い分けてみるのもいいかもしれませんね。
もし磨き方や歯ブラシのお悩みがある方は当院の衛生士がきっちり指導して選んでくれますので是非お気軽にご相談ください😊