審美治療✨
- 2023年2月28日
- 審美歯科
前歯を奇麗に治すセラミック治療について!
神経を取っている歯や保険内のプラスチックを用いた治療(CR治療)と呼ばれるものは必ず経年劣化すると変色してきたり隙間が生まれ二次的な虫歯になりやすいです。
セラミック治療を用いることで変色は無くなり見て目だけではなく二次的な虫歯も防げます。このコラムではセラミック治療のメリットをご紹介したいと思います。
◎変色した歯を一新して透明感のある印象へ
オールセラミックにするメリットのひとつは、白く美しい歯を入れて周りの歯と調和させて自然な口元に仕上げれることです。
特に前歯や、口を開けたときに見える下の奥歯部分の印象を変えたいときには効果的です。銀歯や、変色して劣化している歯も、オールセラミックに変えれば清潔感や透明感がアップするはずです。
美しさ、透明感がセラミックでしか出せない色調も可能にします。
セラミックは、ご家庭にあるお皿など陶器に使われている素材です。透明感や、ツヤがあり、歯の色調や明るさを再現することに優れています。
セラミック治療による詰め物や被せ物では、色調や透明感を再現することに優れています。お口の中で天然歯に類似した自然なツヤなど再現する審美性の高い治療です。
保険診療の虫歯治療では、金属やレジンが選択されます。特に、レジンの場合、レジンには吸水性があるため、経年劣化により色がセットした当初よりも黄ばんでしまう傾向がありますが、セラミックでは変色しません。
◎経年劣化が少なく金属アレルギーの心配もほとんどなし
プラスチックやほかの素材に比べ、オールセラミックは着色が全く無い、汚れが付きにくいのがメリットです。素材が陶器と似たような物なので、金属アレルギーを持つ人も安心して使用できます。
歯肉との相性も良く生体親和性も高いので、歯肉の炎症や着色も起きにくいです。定期的なメンテナンスをすれば、きれいな状態を長期的に保つことも可能です。
メタルセラミックは金属を使うので、金属アレルギーの人は使用を避けてください。
現時点でアレルギーが出ていない場合でも、長期の使用によって発症することもあります。
アレルギーが出ない場合でも、使用する金属が銀やニッケルクロムを多く含む場合は、長期的に使用することで歯と歯茎の境目が黒く変色するケースもあります。
金属の被せのアレルギーや着色の例
◎セラミックの機械的強度
ジルコニアセラミッククラウンは外側がオールセラミック、内側にジルコニアを焼き付けて作られる歯です。ジルコニアとは人工ダイヤモンド並みの強度を持ち、耐久性もある非常に硬いセラミックのことです。強度だけでいえば、オールセラミックよりあるといえるでしょう。
加えて外側はセラミックを使用するので、歯と同じような色合いのものを選ぶことができ、美しい仕上がりも期待できます。
◎虫歯になりにくい
セラミックが保険診療の材料(金属・歯科用プラスチック)より優れているのは、見た目の美しさだけではありません。
たとえば、保険診療の材料は、劣化・変色が進みやすく、またプラークなどの汚れが付着しやすい表面がザラザラしています。
対してセラミックは、品質・色ともに長期の安定性があり、なめらかでツルツルしているのでプラークなどが付着しにくい表面構造をしています。
虫歯治療をしたとき、どんな材料を入れるかということは、その後の虫歯や歯周病リスクを大きく左右する選択と言えるでしょう。
セラミックはセメントを介して歯とくっつくことを接着といいます。
歯とセメント、セメントとセラミックは化学的に結合している状態、つまり歯とセラミックはセメントを介して化学的接合状態です。
それに対して保険診療で用いられる銀歯など金属は歯とくっつきません。歯と銀歯の間にセメントが介在し、そのままセメントが固まることで銀歯は歯から外れない状態が保持されている状態、
これを合着といいます。
時間が経ちセメントが劣化したり、嚙む力によって金属が変形すると、歯と銀歯の間には隙間が生じます。その隙間で虫歯の原因となる細菌が増えて、二次的な虫歯を引き起こします。
着き方、セメントの種類も良いのを使うので歯にとっても優位です。
セラミック治療は見た目だけでなく、虫歯のなりにくさアレルギーの起きにくさなど色々なメリットがあります!
気になる方、お悩みの方は是非お気軽にご相談ください☺