口腔ケアでインフルエンザ予防❗️|伊藤おとなこども歯科|交野市星田北の歯医者

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歯科コラム

口腔ケアでインフルエンザ予防❗️|伊藤おとなこども歯科|交野市星田北の歯医者

口腔ケアでインフルエンザ予防❗️

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伊藤おとなこども歯科です!
今年は子供のインフルエンザがとても流行しており学級閉鎖なども相次いでおります。
そこから大人に感染するケースも多く、インフルエンザの予防接種ワクチンなどで皆様対策はされてると思うのですが毎日の手洗い、うがいを含め口腔ケアもしっかりする事でインフルエンザ予防にも役に立ちます🪥
本日は口腔ケアでのインフルエンザ感染予防についての重要性をブログにまとめたいと思います。

適切な歯みがきと口腔ケアでインフルエンザを予防

歯みがきや口腔ケアをおろそかにしていると、むし歯や歯周病の原因となる菌が増殖してプラーク(歯垢)となることは皆様ご存知かと思います。

このプラークには、気管支炎や肺炎などの発症や重症化にかかわる肺炎球菌やインフルエンザ菌のほか、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌などの様々な悪い菌が付着しやすくなります。

これらの細菌はプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくする特性をもっています。
つまり、お口のなかが不潔な状態を放置しておくとプロテアーゼの量が増え、インフルエンザの発症や重症化をより促してしまうことになりかねません!

適切なケアをすることで、インフルエンザの発症率が10分の1になったというデータも出ています。

実際、歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が、本人や介護者だけから口腔ケアを受けた人の10分の1になったとの報告があります。

東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏らは、2003年9月から04年3月にかけて東京都府中市の特別養護老人ホームのデイケアに通う65歳以上の高齢者98人に対し、歯科衛生士による口腔ケアと集団口腔衛生指導を1週間に1回実施したところと、別のデイケアに通う高齢者92人には、ご自分がいつもなさっているように口腔ケアをしたところ2つを比べてみたら、

歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは、ご自分で口腔ケアをしたグループに比べ口腔内の細菌数が減り、プロテアーゼとノイラミニダーゼのはたらきが低下していることがわかりました。
それにより、インフルエンザを発症した人は、ご自分で口腔ケアをしていたグループでは9人であったのに対し、歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは1人でした。

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、細菌感染症やウイルス感染症が心配と思います。

子どもはまだ免疫力が十分ではありません。

感染症が重症化してしまうケースも珍しくありません。

子どもの感染症を予防する上で基本となるのは毎日の歯磨きです。

やはり、お口の中で汚れがたまりやすいのは「歯」です。

その周囲に形成される歯垢・歯石をしっかり除去することで、口腔衛生状態は良好になりインフルエンザの予防にも繋がります。

ただ、小さなお子さまに関してはひとり磨きをしっかりと行えるようになるまでにはかなりの期間を要しますので、親御さまによる仕上げ磨きを徹底することが大切になります。

子どもの歯磨きの方法について不安や疑問に思うことがあれば、いつでもお気軽にスタッフまでご相談ください。

口腔ケアで皆様の健康を守るサポートができたらと思います。気になる事があれば是非お気軽にお越しください😊