乳歯の抜ける時期🫡
- 2023年2月9日
- 小児歯科
A B C D Eと呼びます!
上アゴの場合 | 下アゴの場合 | |
A | 7~8才 | 6~7才 |
B | 8~9才 | 7~8才 |
C | 11~12才 | 9~11才 |
D | 9~11才 | 10~12才 |
E | 9~12才 | 11~13才 |
下アゴの場合は、前から順番に抜けるのでわかりやすいですが、上アゴは少し順番が変わりCが最後になる人も多いです。
この遅いのが原因で八重歯になります。
乳歯が抜けるべき時期に抜けないで、永久歯の歯並びに影響する事はとても多くあります。
一般的に、乳歯は6歳前後から中学生に上がるまでの期間で抜けてしまいます。しかし最近は、30代、40代になっても乳歯が抜けない人もいます。割合は少なく7~8%程度であるとされてますが、男性よりも女性に多い傾向です。
乳歯が抜けない人が増えている原因としては、かつてと比べて硬い食事から柔らかい食事をとることが多くなった現代社会の食生活がそのひとつとして挙げられています。
ただ、はっきりしたことはわかっていません。永久歯がなく乳歯が抜けないケースもあり、明確な予防策は確立されていないのが現状です。
乳歯がなかなか抜けない主な原因
では次に、乳歯がなかなか抜けない(生え変わらない)主な原因について見ていきましょう。
永久歯の成長が遅れている
乳歯は永久歯が成長することによって根っこが吸収されて抜け落ちます。
体の成長速度が人によって異なるように、永久歯の成長速度は人それぞれで違います!
永久歯の成長速度が遅いという場合は、必然的に乳歯が抜ける時期も遅くなってしまいます。周りの子と比べて生え変わりが遅いと不安になることがあると思いますが、成長速度は人それぞれ違うのだということを頭に置いて、多少は様子を見ていくことも大事です。
先天性欠如で乳歯が抜けない場合は、永久歯は生えてきません。乳歯が抜けるまで使い続けることになります。乳歯は永久歯に生え変わることを前提に生えてくるものですので、一生使い続けることができるほど、しっかりとは作られていません。ほとんど場合、大人になると歯が割れたり抜け落ちてしまいます。
大人になってから乳歯が抜け落ちると、ほかの歯とのバランスが悪くなり、歯並びが悪くなってしまうかもしれません。歯並びが悪くなると噛み合わせが狂うことによって体に余計な負担を与えてしまう事も少なくありません。
中学生くらいまでは乳歯が抜けないことは珍しいことではありませんが、なかなか乳歯が抜けないという場合には、その原因が何なのかをレントゲンを撮影してなぜなのかを明確にしておく事が大事だとと言えます!
あまりにも抜けるのが遅かったり、永久歯が変なところから生え出してたら早めにレントゲンを撮って調べて早めに治療に進みましょう!
お困りや気になる方は是非お気軽にご相談ください✨